バイオリン・ビオラの肩当ては、楽器を安定して構えるための補助具です。ただし、単に高価な製品や大きい製品を選べばよいわけではありません。楽器のサイズ、肩や首との相性、取り付け位置、調整できる幅を確認する必要があります。
肩当てが担う役割と、あご当てとの違い
肩当ては楽器の裏側と肩の間に入り、接触面の高さや保持感を補う部品です。一方、あご当てはあご側の接触位置に関わります。肩当てだけを高くしても、頭と肩の位置関係が合わなければ演奏中の負担が残る場合があります。まず無理のない姿勢で楽器を支えられるかを確認しましょう。
対応サイズを先に確認する
同じバイオリンでも、4/4と1/4では側板の幅や本体寸法が異なります。肩当ての脚部を無理に広げたり縮めたりして装着すると、保持が不安定になったり本体に接触したりすることがあります。「バイオリン用」「ビオラ用」という表記だけでなく、商品ごとの対応サイズを確認することが重要です。
分数サイズ用:Original Mini
KUN Original Miniは、当店の商品案内ではバイオリン1/4〜1/8向けのモデルです。子どもの成長や楽器サイズの変更に応じ、肩当ても適合を見直します。掲載写真は4/4サイズの参考画像として案内されている場合があるため、外観上の大きさだけで選ばないでください。
標準的な選択肢:Original
KUN Originalは、商品登録上でバイオリン4/4、バイオリン3/4〜1/2、ビオラのサイズ別バリエーションがあります。まず自分の楽器に合うバリエーションを選び、そのうえで高さや保持感を検討する基本的な選択肢です。
フルサイズ付近:Solo
KUN Soloは当店の商品説明ではバイオリン4/4・3/4に対応しています。現在の肩当てが合わない場合、同じ対応サイズでも本体形状や接触感を比較する価値があります。ただし、形状の好みは演奏姿勢によって異なります。
バイオリン・ビオラ別に選べるBravo
KUN Bravoにはバイオリン用とビオラ用のバリエーションが登録されています。見た目の仕上げやモデル名よりも、装着する楽器の寸法と、実際に肩に当たる位置が合うかを優先してください。
取り付ける前に確認する4つの点
- 楽器との適合:本体のサイズに対応した製品・バリエーションを選ぶ。
- 脚部の接触:脚のゴムなどが外れていないか確認し、側板の縁に無理な力を加えない。
- 高さと角度:楽器を必要以上に持ち上げず、左手や首が緊張しない位置を探す。
- ケース収納:肩当てを装着したままケースを閉めない。収納位置や周辺部品との接触を確かめる。
固定するときに強い力を使う必要がある場合は、サイズが合っていない可能性があります。無理に押し付けず、対応表を再確認してください。楽器の塗装に直接硬い部品が当たらないようにします。
演奏中にずれる・痛みを感じる場合
楽器が滑る
脚部のゴムの摩耗、取り付け幅、肩に当たる角度などを確認します。強く締めることだけで解決しようとしないでください。
肩や首がつらい
肩当ての高さ、あご当てとの組み合わせ、姿勢を確認します。痛みが続く場合は無理に練習せず、講師や適切な専門家に相談してください。
購入前の確認項目
対応楽器、対応サイズ、脚部の構造、高さの調整範囲、収納方法を商品ページで確認します。さらに肩当ての一覧で他のモデルとも比較してください。自分の楽器のサイズが分からない場合は、まず楽器のラベルや測定情報を確認することが先決です。



