チェロの弦は4本で一つの音色を作りますが、すべて同じシリーズでそろえる必要はありません。重要なのは隣接弦の音色、発音、抵抗感、音量感の連続性です。
代表的な製品
低音側を含む組み合わせを検討する際の候補。
Pirastroが具体的な混合セット例を公表。
メーカーが公開している具体的な組み合わせ
例1:Passione A medium+Passione D strong+Evah Pirazzi G strong+Evah Pirazzi Soloist C。Pirastro公式がプロ奏者の使用例として紹介し、丸みと力強さを持つ音を特徴として記載。
例2:Passione A medium+Evah Pirazzi Soloist D+Evah Pirazzi G strong+Evah Pirazzi Soloist C。Pirastro公式では明るく力強い音の組み合わせ例。
例3:Obligato D・G・CにPassione A mediumを組み合わせる方法をPirastroが案内。より温かいセット全体の音色を目指す例です。
いずれもメーカーの掲載例であり、普及率ランキングや万人に最適な組み合わせではありません。製品ごとにA・D・G・Cと張力を選択して購入してください。
なぜG・Cだけ違う弦にする?
低音の輪郭、発音の速さ、響き方を調整したい場合があるためです。ただし問題が弦ではなく駒・魂柱・弦高・奏法に由来する場合もあります。弦交換だけで解決するとは限りません。
組み合わせの基本記事 / Spirocoreの選び方 / 交換と点検
メーカー公式資料
チェロの混合セット例:弦ごとの構成
例1|Larsen A・D + Spirocore G・C
A・D=Larsen Original、G・C=Thomastik-Infeld Spirocore。組み合わせ例の一つです。G・Cはクロム巻とタングステン巻の仕様があるため、同じSpirocoreでも選択を確認します。
例2|Jargar A・D + Spirocore G・C
A・D=Jargar Classic、G・C=Spirocore。組み合わせ例の一つです。A・Dの音色と低音弦の反応を組み合わせる選択肢です。
例3|Jargar A・D + Helicore G・C
A・D=Jargar Classic、G・C=D’Addario Helicore。4/4用の組み合わせ例では、A・DはJargar Medium、G・CはHelicoreのタングステン/シルバー巻Mediumを指定しています。
なぜA・DとG・Cを分けるのか?
チェロの高音弦と低音弦では求める発音や音色が異なるため、2本ずつ別シリーズを選ぶことがあります。ただしD弦からG弦に移る際に音色や抵抗感が不自然に変わらないか確認することが重要です。上記は紹介されている組み合わせ例であり、すべてのチェロで優れた結果を保証するものではありません。









